初めまして!
リエカワことリコーダー奏者の河村理恵子と申します。
ブログを訪問して下さって有難うございます。
このブログの登場人物
リエカワ
赤ワインとUKロックを愛する「端っこ系」リコーダー奏者。
神奈川県鎌倉市在住。
萩さん
ツンデレ系女子の秋田犬。
秋田弁と関西弁が得意。
2019年9月29日ついにその日はやってきた。
東京リコーダーオーケストラ MODERN COLLECTION2019
2019年9月29日(日)、その日の銀座は朝からどんよりと湿っぽく、本番当日を迎えて不安と緊張を抱えたリエカワの心を現しているようだった。
という訳で約10年振りに行われた東京リコーダーオーケストラの公演をリポート致します。
よろしければこちらも合わせてお読み下さい。
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東京リコーダーオーケストラ 2019 コンサートのお知らせ
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本番前日リハーサル
この日のために年明けから月に1、2回の練習を重ね、9月に入ってからは毎週6時間を超えるリハーサルを行いました。
それはまさに
体育会系の世界
筋トレで鍛えていたので体力には自信がありましたが、本番数日前からはヘロヘロで栄養ドリンクのお世話になりました。
本番前日のリハーサルには『"REIWA"~アフリカン組曲第28番』を作曲して下さったS.ジークさんがわざわざドイツから来て下さいました。
リエカワのドイツ人の勝手なイメージは「寡黙・真面目・冷静沈着」。
ところがリハーサル室に入ってきたジークさん…
テンション高っ!
「Hey!You達元気かい?俺はイケイケだぜ!」
みたいな感じで、大きなアクションで曲のイメージを伝えてくれました。
疲労でグロッキー状態のリエカワ。
思わず心の中で
「時差ボケないのかよ!」
と呟きました。
でもアドバイスのお陰で曲に命が吹き込まれたようになり、かなり生き生きとした曲に生まれ変わりましたよ~~。
ジークさん、グッジョブ!
本番当日リハーサル
本番当日は10時からリハーサルだったので9時に会場入りしました。
前日は都内のホテルに宿泊したメンバーも何人かいて、リエカワも池袋のホテルに宿泊しました。
なにせ前日のリハが大泉学園で夜9時までだったものでね。
明け方から鼻炎の症状が出てきたのでマスクをして寝たら、朝マスクのヒモの跡が顔にクッキリ付いていて焦りまくり!
線の付いた顔で舞台に出るのはやだよ~、と思っていたけど本番までには消えたのでよかったです。
ゲネプロは本番通り全曲フルで通します。
なんとまたもやジークさん登場!元気ですな~。
客席でバンザイをする金子さん\(^o^)/。素晴らしい演奏に気分が高ぶったのでしょうか?
松浦氏を驚きの表情で見上げる川名様。一体何が?!
リハが終わりコントラと記念撮影するメンバー達(リエカワは体力温存のため参加せず)。
昼公演
午後二時。いよいよ本日一回目の公演の始まりです。
満席の中演奏が始まりました。
1曲目はシャノンの「ブルームバーグ・コーデクス」。
リハを始めた当初は「楽しい曲だわ~」と気楽に構えていましたが、だんだんと集中力が物凄くないと吹けないという事に気づき、1曲目という事もあってかなり緊張しました。
二曲目もこれまた物凄い集中力が必要なミーリンクの「プレリュードとシャコンヌ」。
臨時記号がやたらと多くて楽譜のフォントが小さいので♯、♭、♮が見づらく、目が疲れるんですよ~。
でも曲は好きです。
前半の最後は「英国戀物語エマ」です。
何度も演奏している曲なので最初の2曲のような緊張感はなく、楽しく演奏出来ました。
演奏終了後は作曲者の梁邦彦さんが舞台に上がり、金子さんとハグ…じゃなくて握手を交わしました♪
梁さんのインスタグラムからその時の様子が見られます。
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後半の1曲目はチャリンジャーの「ブランコと回転木馬」です。
チャリンジャーの曲が全般苦手なリエカワ。
この曲を練習し始めた当初も四苦八苦?していましたが、だんだんと慣れてきたのか本番が近づくにつれて曲を楽しめるまでの心の余裕が出てきました。
人生って分からないものですね。
そしてそして後半の二曲目は今回のプログラム最大の難曲であり、ヤマ場である(個人的な)J.Sバッハの「プレリュードとフーガイ短調BWV543」です。
ついにキターーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!
この曲を吹く時があぁぁぁ~~~~~~~~~~~~っ!!!!!!
「怒涛の3連音符、恐怖の32分音符を間違わずに吹けるだろうか?」
「長い休符の後、間違わずに入れるだろうか?」
そんな不安が頭の中にグルグルよぎります。
でもなんとか吹ききれたと思います(自分的には)。
神様ありがとう!
さてさて、いよいよ最後の曲になりました。
S.ジークさんの「"REIWA"~アフリカン組曲第28番」。
バッハをなんとか間違わずに吹けた安堵感から心に余裕が出来、リラックスして演奏出来ました。
演奏後はジークさんが舞台に上がってきて、金子さんと握手♪
会場も盛り上がりました。
その時の様子がジークさんのインスタグラムから見られます。
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アンコールは大好きな曲、金子さん作曲の「ノスタルジックエア」です。
生徒さんのレッスンでもよく取り上げていますが、本当にいい曲です。
比較的吹き易いので、初中級以上のレベルのアンサンブルにお勧めですよ。
昼公演終了後
演奏後はお客様に挨拶するため、即7階のロビーへ移動しました。
リエカワのお客さんのほとんどは夜公演だったので、挨拶する人もあまりおらずフラフラしながら金子さんに声をかけて記念撮影をしました。
リエカワ「昨日ヘナタトゥーっていうのをしたんですよー。」
金子さん「ほ~、どれどれ?」
金子さん「ナウいじゃん!バッチグー!👍(←死語)」
byネイル屋さつき
挨拶の後は舞台に行き、ジーク氏と記念撮影。
写真を一部切り取ってみました。
【モデル立ち】
その後は楽屋でご飯を食べたり、お菓子を食べたりしながら、女子の楽屋は本番で起こったハプニングの話題で盛り上がりました。
リコオケメンバーに質問
トイレのスリッパのまま舞台に上がった。
ホイッスルの演奏の時、A管を持つべき曲で吹き始めたらG管で、運指や音など もうどうなっているのかわからず本能でなんとかこなした。
有名なバイオリニストの真似をして靴を履かずに舞台に上がった際、ドレスが赤だったのでバレないだろうと赤い靴下を履いていたら、後でさんざん笑われた。
衣装の下に付けていたストラップレスのブラが少しづつ下に落ちていき、ついには腹巻状態になって演奏に集中出来なかった。
因みにストラップレスブラの話はリエカワです。
夜公演
さあ、あとは夜公演を残すのみ。
女子楽屋トークで緊張もほぐれ、舞台袖に行きました。
余談ですがここだけの話、メンバーがお辞儀をするのは演奏会の最後に金子さんがメンバーに促した時に一回だけという取り決めがありました。
それなのに、リエカワついうっかり昼公演の際に2回程お辞儀をしてしまいました。
舞台袖での会話
意気消沈し、反省した(フリをする)リエカワ。
夜の部のお客様は昼の部より少し少な目でしたが、反応が大きく、こちらの気分も上がりました。
夜公演無事終了~~。
皆様お疲れ様でした~!
そして、またうっかり二回程お辞儀しちゃいました~。
打ち上げ
コンサート終演後は「カフェ ラ・ボエム銀座」で打ち上げを行いました。
梁さん、ジークさん、山岡先生、リコーダー製作家の譜久嶋さんや北村正彦さん等も加わり、楽しいひと時でした。
取りまとめをして下さったマリさん、ありがとうございました♪
お客様からの感想
お客様から大好評だった今回の公演。
リコーダー界の大御所の山岡重治先生や、大竹尚之先生も来て下さいました。
山岡先生から「素晴らしかった!」と言われた時は嬉しかったなぁ。
お客様からの感想を紹介させて頂きます。
素晴らしかった!本当に素敵で鳥肌がたちました。素晴らしいコンサートでしたね! スゴーック良い素敵なコンサートでした。演奏も、
金子さんのオーケストレーションも素晴らしかった。
素敵な時間をありがとうございました。1部の最後の組曲…私、あの曲好きです。とっても素敵な曲でした。
儲かってそうな銀座のクラブのチーママのような衣裳もたいへん良かったです。
先生、演奏も衣装もすばらしかったです。すごいなーって、何回言ったことか。次回コンサートを楽しみにしています。
プロのオーケストラ演奏「凄いなぁ~」と聴き入って‥時間の短さを感じました。
神演奏を聴いて鳥肌が立ちました。10年に一度とおっしゃらず、定期的に演奏会をしてもらいたいな~
神演奏‼️その表現ピッタリ‼️もっともっと聴きたかった♪
本当に良かったです‼️聴けて良かった!曲終わるごとに、凄い!を、連発でした。先生が、いつも言ってるパイプオルガンの響きはこれなんだ!と。流石です。毎年なんてムチャは言いません。でも10年とは言わず、何年か後にはまたやって欲しい‼️‼️また聴きたい‼️‼️
すごく楽しいコンサートでした!ダブルアンコールあるかなー?と思ったけど、なくて残念。あっっっという間の二時間でした。
演奏会、とても素晴らしかったです。一緒に行った友人も心から感激していました。今までのリコーダーオーケストラよりさらに進化して本当に聴きごたえがありました。音がきれいで正確で迫力があって勢いがあってみなさんの姿が生き生きとしていて。バスの多さとその格好良さにもびっくり。友人は河村先生の美しさにも感嘆していましたよ。メンバーも昔と変わらず仲の良さが伝わりました。 私が初めて東京リコーダーオーケストラの演奏会に行ったのが1998年でしたので、みなさんがそれぞれ素晴らしい演奏になられてさらに進化して素晴らしい演奏会でした。聴かせていただき、ありがとうこざいました。
かわ、お疲れ様でした!すっごく良かったよ〜。ちょっと疲れ気味だったから寝てしまわないかと少しばかり不安でしたが全然眠くならなかった。いい時間を過ごさせてもらいました。
昨夜は 素晴らしいコンサート♬ありがとうございました。 主人と二人で ゆっくり聴かせていただきました。私には初めての曲ばかりで、次々興味津々で聴いていました。特に
印象に残った曲は何と言っでも 『令和』アフリカン組曲 第28番 でした。改めてプログラム・ノートを読んでも、益々この曲が好き になりました。先生の演奏・姿もとても素敵でした。
どの曲も素敵でしたが、個人的にはブルームバーグと回転木馬が好きでした♪
コンサートは素晴らしかったです。リコーダーのコンサートは初めてでしたが心に残る良い時間をすごすことができました。どうもありがとうございました。特に『英国戀物語エマより』素敵でした。
荘厳なオルガンの響きを心底から体験、
初めてのことで鳥肌のたつ感動でした。ありがとうございました。
儲かってそうな銀座のクラブのチーママのような衣裳(左からママ、チーママ、常連のお客様)。
最後にS.ジーク氏から頂いたコメントで締めくくらせて頂きたいと思います。
「You are the sweetest recorder girl in the world! 」
(「(世界で一番sweetなリコーダーガール! 」訳:川端りさ)
ありがとうございます!
10年後も同じセリフを言われるようアンチエイジングに励みます!
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
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おまけ
『リエカワの魂を震わせるUKロック Vol.13』
Duran Duran/Ordinary World
80年代にアイドルグループ的な人気を博したDuran Duran。
90年代に入り、あまり話題にのぼらなくなりましたが、93年にリリースされた「Ordinary world」が突然の大ヒット!
哀愁を帯びたどこまでも美しいメロディと世界観。
とんでもない名曲であることは間違いありません。