初めまして!
リエカワことリコーダー奏者の河村理恵子と申します。
ブログを訪問して下さって有難うございます。
このブログの登場人物
リエカワ
神奈川県鎌倉市在住の「端っこ系」リコーダー奏者。
赤ワインを飲みながら「モンタルバーノ~シチリアの人情刑事~」(AXNミステリー)を見てグダグダするのが至福の時。
萩さん
ツンデレ系女子の秋田犬。
皮膚病の薬を飲んでいるお陰でお肌の調子がいいのか、毛がサラサラしている。
執事さん
会計、録音、写真撮影等様々な業務をテキパキとこなす自称「AI執事」。
11/16~23(2020年)まで宮地楽器小金井店にてリコーダーフェアが行われます。
例年7月の開催なのですが、今年はコロナの影響で11月に延期されました。
今までのように商品の展示や楽器を自由に試奏する事は出来ないので、今回は完全予約制の商談会という形になるそうです。
フェア期間中に来店の予約、又は来店した方にはリコーダー、楽譜が10%引きになりますよ。
期間中には大合奏や宮地楽器講師の先生方による「リコーダーの選び方講座」が行われます。
去年までは「リコーダー選定会」だったのに、今年はコロナの影響で「リコーダー選び方講座」なんですねぇ。
副題が『リコーダー選びで大切な5つのポイント』となっています。
因みにリエカワが去年(2019年)にアップしたブログのタイトルが「木製リコーダーを選ぶ際の5つのポイント」。
木製リコーダーを選ぶ時のポイントって4つでも6つでもなく、5つがスタンダードなのかしらぁ?
いずれも予約制なので、興味のある方はお店にお問い合わせくださいね。
反響の大きかったリエカワ質問状 。
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87歳ノブちゃん「息の続く限り、皆さんに混ぜていただきたい!ノデス❢」
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2回目はノブちゃんの2歳下、ツヤ子さんです。
ツヤ子さんは82歳の時に弘明寺音楽院の門をたたき、現在85歳。
手が小さいのでソプラノでレッスンをしています。
~リエカワ質問状 第2回☆85歳 ツヤ子さん #1~
「昭和の30年代半ば、小学校教育のカリキュラムに"たて笛"が入ってきました。でも人ごと、関心ゼロ。」
ーーまず始めに、リコーダーを習おうと思ったきっかけを教えて下さい。
笛への片思い、つまり懸想です。
戦後、間無しに始まったのが福田蘭童の笛で始まる「笛吹童子」(ラジオ放送)でした。
今でも耳に残っています。
シャラリ~ シャラリコ~♪♪
ーーツヤ子さんは小学校の先生でしたよね。当時はリコーダーを取り巻く環境はどうでしたか?
昭和の30年代半ば、小学校教育のカリキュラムに「たて笛」が入ってきました。
でも人ごと、関心ゼロ。
東京学芸大の附属小で、たて笛の講習が始まった事が教育音楽(雑誌)に出ていたのを覚えています。
ーーほぉ~。当時の音楽の教科書を見せて頂きましたが、非常に手が込んでいて芸術品のようです。
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ーー話を戻します。たて笛には関心ゼロだったんですね(笑)。
ところがある年、3年生の担任になった時、区の音楽会でたて笛の演奏発表があると聞き、驚天動地!
「オロオロしながら学年末まで楽しい1年間でした。」
ーーそりゃ大変だ!情報はほとんどないし、リコーダーを教えてくれる人なんて周りに居なかったでしょうしね。どうやって乗り切ったんですか?
折しも、たて笛の教育界の普及のためか「ふえはうたう」というTV番組が始まりました。
ようやく教室にTVが入る時代になったのです。
で、クラス一丸となって番組と一緒になって勉強が始まりました。
指導者は上杉紅童、作曲者は菊地雅春、広瀬量平、末吉保雄。
夏休みには講習に通ったり…。
ーー「ふえはうたう」は結構長く続いた番組だと記憶していますが、見たことはありません。それにしても大御所の先生ばかりですね。菊地さんのリコーダカルテットの曲集はプロにも愛好家にも人気があります。広瀬さんの曲は和の雰囲気の超現代曲で、数年前に広瀬さんの曲を中心とした演奏会をした時、あまりの大変さに頻尿になりました(笑)。
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ーー区の発表会がリコーダーを学ぶいいきっかけになりましたね。
シラソから始まり、「1日の終わり」「夜汽車」「パフ」「エーデルワイス」と少しづつレパートリーが増え、発表会は「キラキラ星」「パフ」「さよならロべリア」だったと思います。
ド素人の初心者が~、と冷や汗ものでしたが、初期の頃ですから良かったんだと思います。
音楽専科の先生も当然「たて笛」にはなじみがなかったと思います。
それにしても、オロオロしながら学年末まで楽しい1年間でした。
ーー他の先生方とアンサンブルをしていたとお聞きしましたが。
新卒の先生がたまたま笛が上手で、放課後拙い2重奏など楽しみました。
異動があって共に楽しむ仲間と巡り合えず、笛の縁は途絶えてしまいました。
くれぐれも残念です。
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「音符を見るとクラクラしますが、なんとか鈍行で進めていきます。」
ーーそれから長い年月を経て、たて笛と再開した訳ですね。
50年以上経ての再開です。
ほとんど白紙の状態でした。
ただ、あの時の経験を思い出しながら、が支えでした。
何よりも先生の優しさ、懇切丁寧、楽譜集様々なアドヴァイスで超高齢ながら1から始める事が出来ました。
時間的に、ちょんまげの時代から明治をはさんで大正時代へすっ飛んだ感覚でした。
でも譜面からリコーダーを通してメロディが現れると、なにかパンドラの箱を開けたような気持ちになり、ひどい演奏ながら愉快になっていきました。
ーー始めてみてどんなところが難しかったですか?
音符と指が呼応しないこと、拍子、リズムがなかなか習得出来ないこと、指が柔軟に動いてくれないこと、音のつながりが滑らかにいかないこと、特に6とちびっこ7指…熊手のような指が欲しいです。
ま、年齢からいってもしょうがないことなんですが、ボチボチと進んでいきます。
ーー最近ようやくヘンデルのソナタが終わり、今はマルチェロのソナタに取り組んでいますね。
マルチェロさん、初めてお目にかかってもうびっくりです。
運指は♪までが限界で、♬に挑戦しようと、安直な考えでした。
更に符点の多いこと…マックスです。
先生の模範演奏を耳にして、自分で探り吹きをしていた時とは天と地の違いで一時降参と思いました。
今でも音符を見るとクラクラしますが、なんとか鈍行で進めていきます。
Benedetto Marcello - recorder sonata Op.2 n.1
ーーツヤ子さんのレッスンの後に20分程休憩があり、その後はベティさんのレッスンですが、時代劇や昔の映画俳優の話など、いつも楽しそうにお2人で話されているのが印象的です。
ベティさんのお仕事、映画(主に昔の)、ファッションetc、予断なしに偶発的に話が展開するのが面白いです。
「古い皮袋に新しい酒を入れるが如し」です。
江戸時代に長崎の出島から情報を集めたように、ベティさんは現代の情報源です。
「85歳 ツヤ子さん #2」へ続く。
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85歳ツヤ子さん #2「リコーダーという楽器に触れて、奏でて、まるで"塞翁が馬"です」
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ブログ投稿100回を記念してオリジナルクリアファイルを作りました。
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投稿100回記念☆オリジナルクリアファイル完成!
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先生のクリアファイル、めちゃくちゃかわいいですね💕
すごく苦労なさったんですね。
今日は綺麗なクリアファイルをありがとうございました。
リエカワアイコン可愛いです。先生の説明は分かりやすく頭では理解しているつもりですが指が動いてくれません。
ゆっくり進んでいきます。🐢
いつも楽しいご指導ありがとうございます。OFUSEより
お写真で見るよりかわいい💕
会社でがしがし使わせてもらいますね!
めっちゃかわいいクリアファイルですね。あっ萩さんも。
これからもますますのご発展を祈念しております❗️
ありがとうございました。樹脂製リコーダーAで有名なT楽器の社員様より
リエカワ門下きってのおもろキャラ Goiちゃん。
「リコーダーの吹き口、鼻の位置にすれば良かった。」
「有料で分けて」と言われる程大好評のクリアファイル。
無くなり次第終了です。
レッスンの予約はお早めに!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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