初めまして!
リエカワことリコーダー奏者の河村理恵子と申します。
ブログを訪問して下さって有難うございます。
このブログの登場人物
リエカワ
神奈川県鎌倉市在住の「端っこ系」リコーダー奏者。
最近どんなに寝ても眠くて朝が辛い。
萩さん
ツンデレ系女子の秋田犬。
玄関のたたき(＆時々家)での生活に馴染んでしまい、本宅(小屋)に戻る気配がない。
執事さん
会計、録音、写真撮影等様々な業務をテキパキとこなす自称「AI執事」。
リエカワが「これは!」と思った人物に予告なしに質問状を送りつけ、有無を言わさず答えてもらう企画『リエカワ質問状』。
お陰様で好評?を博しているようです。
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87歳ノブちゃん「息の続く限り、皆さんに混ぜていただきたい！ノデス❢」
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85歳ツヤ子さん #1「ちょんまげの時代から明治をはさんで大正時代へすっ飛んだ感覚でした」
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85歳ツヤ子さん #2「リコーダーという楽器に触れて、奏でて、まるで"塞翁が馬"です」
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第3回目はNY在住のAkiyoさんです。
Akiyoさんとリエカワの馴れ初めについてはこちらをご覧ください。
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怒涛のリコーダー・オンラインレッスン!~N.Y編~
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～リエカワ質問状 第3回 ☆NY在住28年 Akiyoさん #1～
「みんなが自分を100パーセント出して生きているところです」
ーーAkiyoさん、いつもオンラインレッスンを受けて下さってありがとうございます。今日はよろしくお願いいたします。
NY在住はいつからですか？
92年に夫の駐在に付いて行きました。
ーー92年というと今2020年なので在住28年になりますね。凄い!
私はNYには行った事はないのですが、住んでみてどんな印象の街ですか？
みんなが自分を100パーセント出して生きているところです。そして、誰が何していても知らん顔しています。
私がチュチュでも着て踊りながら横断歩道を渡ったとしても、誰も見向きもしないでしょう。
ーーワハハ!いい意味で他人に干渉しないんですね。
お気に入りの場所やお店を教えて下さい。
最近好きな場所は、マンハッタンを出て南に１時間ほど行ったブルックリンにブライトンビーチという海岸があります。
そこはロシア系の移民がたくさんいる地域なのですが、みんなまるで昨日アメリカに来たばかりのようなたたずまいで、誰も英語をしゃべっていません。
そこにロシア家庭料理のレストランがあって、すごくおいしくて安いのでよく行っています。
ロシア料理でも小籠包のようなものや、巨大なつくね、焼き鳥のようなシシカバブがあり、中国とロシアは地続きなのだ、と実感しました！
そこでは私たちのようなアジア人はほとんどいないのですが、じろじろ見たりすることもないし、自然な感じなので大好きです。
「女、何歳だから、ということではなく"私は人間として生きることができている”と感じました」
ーー今夕食前ですが、この写真見たら死ぬほどお腹が空いてきました。
AkiyoさんはNYの私立の学校で音楽の先生をされていていますが、日本の学校で教えるのとは違いますか?
日本にいた時、一年だけですが、公立の小学校に勤めていました。
今はキンダーガーテン（小一の一年下がキンダーガーテンです）から高校まで一貫の私立女子校に音楽教師として勤めています。
女子校ということもあるかと思いますが、働き始めた時、女、何歳だから、ということではなく"私は人間として生きることができている”と感じました。
同僚同士で同等の人間同士としてお互いを扱っているな、と強く思いました。
ーーそれはいいですね。個を尊重してくれている感じがします。
ひるがえりますと、自分が教師の立場でも、自動的に子供達から先生ということで尊敬、遠慮はされません。そういう意味では不便ではあります。
ーーう～ん、やはり日本とは違いますね。
リコーダーの授業は日本では小学3年生から必修ですが、アメリカはどうですか？
日本はカリキュラムが日本中どこに行っても文部省に決められ、指定された教科書を使います。
アメリカは、公立は州である程度カリキュラムが決まっていますが、文部省教科書のようなものもないので教師は自分でカリキュラムを書いて教材も決めます。
私立では州の縛りもないので、更に自由にカリキュラムを決めます。
私の勤務している学校では３年生と４年生でリコーダー、バイオリン、チェロ、ビオラを選択でき、リコーダーを選択した児童は５年生でクラリネット、フルート、トランペット、フレンチホーンを選択できます。
中等部にはオーケストラもあり、カーネギーで演奏の機会もあります。
ーーひぇ～、カーネギーホールで演奏とはなんとゴージャスなのでしょう!
ーーリコーダーに興味を持ったきっかけは何ですか？
アメリカで有名なリコーダーの先生が同僚でいらっしゃり、その人がお辞めになる時にそのクラスを引き継ぎました。
小学校、中学校で習った以来で、２日間のワークショップに行ってソプラノ、アルト、テナー、ベースを朝から晩まで吹いたあと、教え始めました。
それからずっと教えていますが自己流でやっていましたので、去年学校からサバティカル（※大学の教師などが７年に一度もらえる有給休暇）を取った時、リコーダーのレッスンを勉強しようと遅ればせながら思い立ちました。
「NY在住28年 Akiyoさん #2」へ続く…。
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NY在住28年 Akiyoさん #2「家族でこんなに家にこもる日々はきっともうないでしょう。コロナの中のギフトですね。」
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おまけ
最近リエカワの心をわし掴みにしている一人の男がいる。
その名は大吉。
腕っぷしはめっぽう強いが、弱い者にはとことん優しいナイスガイ。
うう…
モフモフ～！
大吉君、今はポチパパのところで幸せに暮らしていますが、実は壮絶な過去を持っています。
大吉君の悲しい過去(大吉君のお話は10:24からです)
大ちゃん、今は幸せで良かったね。
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