初めまして!
リエカワことリコーダー奏者の河村理恵子と申します。
ブログを訪問して下さって有難うございます。
このブログの登場人物
リエカワ
神奈川県鎌倉市在住の「端っこ系」リコーダー奏者。
UKロックと赤ワインが心の友。
萩さん
ツンデレ系女子の秋田犬。
人でも食べ物でも場所でも新しもの好きなところがある。
木製リコーダーが欲しくても、何を買うか自分で決めるのはなかなか難しいいですよね。
選ぶ際のポイントについては、以前ブログに書きましたのでそちらを参考にして下さい。
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木製リコーダーを選ぶ際の5つのポイント
続きを見る
今回は人気のあるメーカーやモデル、リエカワお勧めのモデルをご紹介したいと思います。
是非参考にして下さい。
人気メーカー&モデル
リエカワがよく利用している銀座 山野楽器にて、人気のあるメーカーやモデルをリサーチしました。
結果は以下の通りでした。
- タケヤマ
- キュング マルシアス
- モーレンハウエル デンナー
ふむふむ、なる程ね。
では以下で詳しく説明致します。
タケヤマ
タケヤマは日本で最も大きい木製リコーダーのメーカーです。
紡績機械の部品である「ボビン」の製造技術を生かし、リコーダー製作用の機械を独自に開発して、楽器を世に送り出しています。
ソプラノはボディが細めなのが特徴です。
こちらの素材はメープル(楓)です。
柔らかくて暖かい音色で、合奏に向いています。
素材はブラジルツゲ。
ツゲは演奏者に最も人気のある素材ですが、近年は入手が難しくなっています。
素材のローズウッドは南米産の材料で、堅くて重い木です。
マリンバにも好んで使用され、叩くととても大きい音がします。
リコーダーになっても強く芯のある音がするので、独奏にも向いています。
近年は入手が困難になっています。
タケヤマの最高峰モデル。
バロック時代のイギリスの名工ブレッサンによってつくられたリコーダーを復刻しています。
バロック音楽を独奏で演奏する時にお勧めです。
キュング マルシアス
キュングはスイスのリコーダーメーカーです。
1933年にF.キュングによって創設され、現在は息子のA.キュング、T.キュングらに引き継がれています。
数々のユニークなオリジナルモデルを手掛けており、ガークライン(クライネ・ソプラニーノ)や、ニック式のバス、グレートバス 等、現代のニーズに合わせて改良が進められ、高い評価を受けています。
マルシアスはキュングの最高級モデルです。
ソプラノで5万円台後半~10万円台前半という価格帯です。
とてもつややかで伸びのあるサウンドが特徴です。
今現在お持ちの木製リコーダーより上質なものをお求めの方にお勧めです。
こちらはプラムの木で出来ています。
刻印がカッコいいですね。
モーレンハウエル デンナーモデル
1822年、J.A.モーレンハウエル(1798-1871)によって創業された一族代々続くドイツのメーカーです。
もともとはフルート、オーボエ等の木管楽器を製作していましたが、第二次世界大戦後にリコーダー製造を始め、 現在はB.モーレンハウエル(1944-)が受け継ぎ、歴史的名器のコピーのほか様々なユニークなシリーズを展開しています。
モーレンハウエルってちょっと変わったリコーダーを作っているんですよね
昔栗コーダーカルテットが使っていて、私も便乗して買った記憶があります。
見た目も可愛いし、プレゼントにもいいですよね。
う~ん、美しい音色。
これは吹き手の力によるところがかなり大きいと思いますが(;'∀')。
デンナーモデルに戻ります。
デンナーモデルは18世紀ドイツの製作家J・デンナーのニュルンベルクとコペンハーゲンにあるオリジナル楽器を元に製作されたもっともポピュラーなモデルです。
合奏向き
モーレンハウエル リコーダー 定番機種【デンナー】 ソプラノリコーダー 5107
一番人気
モーレンハウエル リコーダー 定番機種【デンナー】 ソプラノリコーダー 5122
人気
モーレンハウエル リコーダー 定番機種【デンナー】ソプラノリコーダー 5120
美しいオリーブの木目
モーレンハウエル リコーダー 定番機種【デンナー】 ソプラノリコーダー 5123
よく通るハッキリした音色
モーレンハウエル リコーダー 定番機種【デンナー】 ソプラノリコーダー 5125
リエカワお勧めモデル
ではリエカワのお勧めモデルを紹介します。
- タケヤマ
- キュング マルシアス
- モーレンハウエル デンナーエディション
リコーダーのメーカーは国内外たくさんありますが、結局選ぶのは上記のメーカーとモデルであることがほとんどです。
選ぶ際の一番のポイントは音色、次が吹き心地です。
音色に関しては
- 艶やか
- クリア
- 味がある
以上の条件を満たしている事ですかね。
ま、人それぞれですけど。
タケヤマとキュングのマルシアスについては述べたので、モーレンハウエルのデンナーエディションについて説明致します。
デンナーエディションは、デンナーモデルの高級ラインです。
ボディは細めで美しいデザインです。
刻印が素敵です。
値段はかなりお高めで、サテインウッドが1540.00円、サテインウッドのステイン仕上げが163.900円也~。
海外の商社から購入した方がお安いですぅ(;'∀')
音は艶やかで繊細、流石高級モデルと思わせる格調の高さを感じます。
深イイ話
82歳からリコーダーを始めたツヤ子さんは、手が小さいのでソプラノでレッスンをしています。
小指が短く、低いドが出ない事をとても悩んでいたツヤ子さん。
横浜ヤマハのリコーダーフェアで
「このソプラノ、ドの音が出し易い!」
と選んだのが鈴木楽器のリコーダーでした。
とても気に入ったようで、その後違う材質の物を二本購入。
なんと1年の間に3本のソプラノを購入しました。
それぞれに
「ハマさん(横浜で購入したから)」
「ギンさん(銀座で購入したから)」
「まっさん(浜松に会社があるから)」
と名前を付けて可愛がっています。
因みに一番可愛いのはハマさんだそうです。
いかがでしたか?
リコーダーを選ぶ際の参考になれば幸いです。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
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おまけ
【リエカワの心を震わせるUKロック Vol.16】
Blur/She´s So High
昔はBlur(ロンドンの上流階級 )vs Oasis(イングランド南部のミドルクラス)みたいに対立していたけど、その後和解して今では飲みに行ったりする仲だとの事。
本当かどうかは分かりませんが、良かったですね。